アイアンシャフトを少し軽くしたいと考えたとき、候補になりやすいのが「MODUS 110」と「MODUS 115」です。
名前だけを見ると「5しか違わないから、ほとんど同じでは?」と思うかもしれません。
しかしSフレックスで比較すると、
- MODUS 110:110.0g
- MODUS 115:118.5g
となっており、実際の重量差は8.5gあります。
結論からいうと、
振り抜きやすさを重視するならMODUS 110、ある程度の重量感を残したいならMODUS 115
という考え方がひとつの目安になります。
特に40代になって「今まで使っていた重量級シャフトが少し重くなってきた」と感じている人にとって、この8.5gの差は無視できません。
この記事ではMODUS 110と115の違いを比較しながら、40代ならどちらを選ぶべきなのかを分かりやすく解説します。
MODUS 110と115のスペックを比較
まずはSフレックスで比較してみましょう。
| MODUS 110 S | MODUS 115 S | |
|---|---|---|
| 重量 | 110.0g | 118.5g |
| トルク | 1.6 | 1.6 |
| 調子 | 元 | 元 |
| バランスポイント | 49.7% | 50.1% |
最も分かりやすい違いは重量です。
その差は8.5g。
アイアンシャフトでは10g前後重量帯が変わると、振ったときの感覚にも違いが出る可能性があります。
ただし、シャフトは重量だけで決まるものではありません。
同じ元調子・同じトルク1.6でも、剛性分布や重量バランスなどが異なるため、「110の方が115をそのまま軽くしたシャフト」と考えない方がいいでしょう。
【関連記事】40代のアイアンシャフト重量は何gが目安?
MODUS 110の特徴
MODUS 110は、MODUSシリーズの中でも比較的新しいモデルです。
日本シャフトは、先端から中間部の剛性を高め、方向性を安定させながら弾道の高低を打ち分けられる特性を持たせたと説明しています。
また特徴的なのが、先端寄りの重量バランスです。
重量自体はSフレックスで110gですが、従来の重量級シャフトを使ってきたゴルファーにも馴染みやすい振り感を狙った設計になっています。
そのため、
- 重量級シャフトが少しきつくなってきた
- でも軽すぎるシャフトにはしたくない
- 振り抜きやすさも欲しい
- アイアンの操作性も重視したい
という人にとって候補になりやすいシャフトです。
【関連記事】MODUS 105と110の違いは?40代ならどっち?
MODUS 115の特徴
MODUS 115は、Sフレックスで118.5g。
120gに近い重量帯なので、MODUS 110と比較するとしっかりと重量感を残せます。
日本シャフトはMODUS 115について、ドライバーで一般的になっている60~70g台のシャフトとの重量マッチングを意識した118.5gという設定を採用したと説明しています。
つまり、
「軽量化したいけれど、アイアンにはある程度の重さが欲しい」
という人に合わせやすい重量帯です。
特にこれまで重量級スチールを使ってきた人の場合、急激に軽くするとタイミングが取りづらくなるケースも考えられます。
その点、MODUS 115は重量を大きく落としすぎずにセッティングを見直したい人に向いています。
【関連記事】MODUS 105と115の違いは?40代ならどっちを選ぶ?
MODUS 110と115の最大の違いは8.5g
Sフレックスの場合、
MODUS 110:110.0g
MODUS 115:118.5g
なので、その差は8.5gです。
数字だけを見ると「たった8.5g」と思うかもしれません。
しかしアイアンは1ラウンドで何度も使用します。
練習場で数球打ったときには気にならなくても、18ホールを回った後半になると、シャフト重量による疲労感や振りやすさの違いを感じる可能性があります。
MODUS 110は振り抜きやすさを取りやすい
110gという重量帯は、120g前後のシャフトから軽量化する場合でも、一気に軽くしすぎにくい重量です。
「最近アイアンが重く感じる」
「後半になると振り切れない」
という人なら、110g前後へ落とすことで振り抜きやすくなる可能性があります。
MODUS 115は重量感を残しやすい
一方、MODUS 115は118.5g。
120gに近いため、
「軽すぎると手打ちになりそう」
「ある程度シャフトの重さを感じながら振りたい」
という人には115の方が合わせやすい可能性があります。
単純に軽い方を選ぶのではなく、自分がどの程度重量を落としたいのかで考えることが重要です。
40代ならMODUS 110と115どっち?
40代という年齢だけでシャフトを決めることはできません。
スイングスピード、体力、スイングテンポ、現在使用しているシャフトなどによって適正重量は変わります。
ただ、現在のシャフトに対する悩みから考えると選びやすくなります。
MODUS 110がおすすめな人
- 現在のシャフトが重く感じている
- 120g台から少し軽量化したい
- ラウンド後半でも振り切りたい
- 100g台前半では軽すぎる気がする
- 軽さと操作性を両立したい
こうした人なら、MODUS 110を候補にしやすいでしょう。
【関連記事】MODUS 110の評価は?40代に合う人・合わない人を徹底解説
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MODUS 115がおすすめな人
- 重量級シャフトを長く使ってきた
- 軽くしすぎたくない
- シャフトの重量感を利用して振りたい
- 110gでは少し軽く感じる
- 120g前後の重量帯が好き
こうした人なら、MODUS 115を検討する価値があります。
S200から乗り換えるなら110と115どっち?
S200など重量級のスチールシャフトから軽量化を考えている場合、110と115はどちらも候補になります。
ここで重要なのは、
「どこまで軽くしたいか」
です。
大きく軽量化して振り抜きやすさを出したいならMODUS 110。
重量感をなるべく残しながら段階的に軽量化したいならMODUS 115。
という考え方ができます。
特に長年重量級シャフトを使用してきた人の場合、いきなり大幅に軽くすると、最初は振りやすくてもタイミングが合わなくなる可能性があります。
逆に「最近はラウンド後半になると明らかにアイアンが重い」という人なら、115では軽量化の効果を十分に感じられず、110の方が合う可能性もあります。
【関連記事】S200とMODUS 110の違いは?40代の乗り換えに向くのはどっち?
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MODUS 105・110・115の重量を比較
ここまで来ると、
「105・110・115なら結局どれがいい?」
と迷う人も多いでしょう。
Sフレックスで重量を並べると、
| シャフト | 重量 |
|---|---|
| MODUS 105 | 106.5g |
| MODUS 110 | 110.0g |
| MODUS 115 | 118.5g |
となります。
105と110の差は3.5g。
110と115の差は8.5gです。
つまり重量だけで見ると、MODUS 110は115より105にかなり近いことが分かります。
そのため、
軽量化を優先 → 105
軽さと重量感のバランス → 110
重量感を残す → 115
という順番で考えると分かりやすいでしょう。
ただし、先ほど触れたようにシャフト特性は重量だけでは決まりません。
最終的には試打して、振り心地や弾道を確認することをおすすめします。
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迷ったら「今のシャフトから何g変わるか」を考える
シャフト選びで失敗を減らすためには、単体の重量だけを見るのではなく、
現在使っているシャフトから何g変わるのか
を見ることが重要です。
例えば現在120g台後半のシャフトを使っている人と、すでに110g台を使っている人では、MODUS 110に替えたときの感覚は大きく異なります。
「40代だから軽くする」のではなく、
- 最近重く感じるようになったか
- 18ホール後半でも振れているか
- ミスが増えるのは前半か後半か
- 軽くしたときにタイミングが合うか
などを確認してみましょう。
まとめ|振り抜きなら110、重量感なら115
MODUS 110と115は、どちらも元調子で、Sフレックスのトルクは1.6です。
しかし重量は、
MODUS 110:110.0g
MODUS 115:118.5g
と8.5g違います。
そのため40代が選ぶなら、
振り抜きやすさを重視するならMODUS 110
重量感を残したいならMODUS 115
をひとつの基準にすると選びやすくなります。
特に重量級シャフトからの乗り換えでは、「軽ければ軽いほどいい」と考える必要はありません。
重要なのは、18ホールを通して無理なく振れて、アイアンショットの再現性を保てる重量を選ぶことです。
110と115で迷っているなら、できれば同じヘッド・同じフレックスで打ち比べ、自分が振りやすい重量帯を確認してから決めましょう。

